- 三澤隆男
今日のみことば(ルカ23:23) 2022/3/19
けれども、彼らはイエスを十字架につけるように、しつこく大声で要求し続けた。そして、その声がいよいよ強くなっていった。 ルカ23:23
ローマ法の執行者であった時の総督ピラトは、どう見ても犯罪者とほど遠いイエスを審査し、釈放しようとした。だが、自分たちを神に仕える指導者と任じ、誇りを持っていた者たちは嫉妬と憎悪から、民衆は他人の極刑の死の様を憂さ晴らしに見物しようと、こぞってイエスの十字架刑を要求し続けた。「それでピラトは、彼らの要求どおりにすることに決めた」(24節)。迎合することが統治に都合良しとして。無責任、悪趣味、無慈悲、嫉妬、憎悪に不信仰と無知等の、人の罪深さが、無辜の方イエスを十字架の死に追いやった。救い主はそれらの罪の一切をご自分の身に負い、黙って死を引き受けてくださった。
イエス様。私も彼らと同様の者です。そんな私を愛し救うため、十字架を負ってくださったことを感謝します。