- 三澤隆男
今日のみことば(ルカ23:33) 2022/4/13
「どくろ」と呼ばれている場所に来ると、そこで彼らはイエスを十字架につけた。また犯罪人たちを、一人は右に、もう一人は左に十字架につけた。 ルカ23:33
十字架刑は、「どくろ」(アラム語:ゴルゴタ、ラテン語:カルバリ)と呼ばれる場所で行われていた。その名は、丘がどくろに似ていたからか、極悪人の死に場所だからかは不明だが、人間として生きる価値がないと人間社会から排除されたものの処刑場にふさわしい名とも言える。生きるに値しない罪人とは私たちだが、救い主は、私たちの身代わりに、「どくろの十字架」にご自分を架けてくださった。しかも、犯罪者たちの真ん中に、最も罪深い者として。そのひとりが、死の直前、救いを求めると、赦しを与えてパラダイスに連れて行かれた。極悪人でも、何の善行や犠牲も払わずとも、ただ信じ助けを求める者をお救いくださる。御子の救いは何と大きいことか。
死を前に何も出来ない犯罪者にも救いをお与えになったイエス様。あなたにある者に絶望はありません。