- 三澤隆男
今日のみことば(ルカ24:39) 2022/4/17
わたしの手やわたしの足を見なさい。まさしくわたしです。わたしにさわって、よく見なさい。 ルカ24:39
イエスは繰り返し、ご自分の受難の死と復活とをはっきりと弟子たちに語っておられた。十字架は終わった。後は復活のはずである。だが、誰ひとり、イエスのよみがえりを待つ弟子はおらず、みな暗い絶望に沈み、おびえていた。預言通りに、よみがえられた御子を見ても、弟子たちはなお信ぜず、彼らの心は昼を過ぎても暗闇と恐れと不安に包まれていた。復活の王は、ガリラヤで待つことも出来ず、エルサレムで怯えて閉じこもっている弟子たちを訪ね歩かれ、声をかけ、ご自分の傷ついた裸を見せ、焼いた魚を食べて見せなければ信じてもらえなかった。栄光の主は、その不信の弟子たちをひとりとしてお見捨てにはならず、訪ね歩いては説得することを厭われなかった。復活の第一日目の光景である。
イエス様。あなたのご苦労は十字架と復活で終わらず、なおも不信の私たちへの労に、嬉しく感謝します。