- 三澤隆男
今日のみことば(Ⅱ列王11:3) 2022/3/31
彼は乳母とともに、主の宮に六年間、身を隠していた。その間、アタルヤが国を治めていた。 Ⅱ列王11:3
アタルヤは北イスラエルの王アハブの娘で、母イゼベルに似た野心とバアルの信奉者で、息子アハズヤの死後ただちに王の一族を殺害して王権を握った。アハズヤの一歳の息子ヨアシュは伯母エホシェバの機転でかくまわれて育ち、祭司エホヤダの労によって七歳で王位に就いた。その6年間、誰もがダビデ王の血統は絶え、メシヤ来臨の約束も反古となったと思ったことだろう。だが、神は約束されたことを必ず守られる。主イエスも、十字架の死で終わったと思われた。しかし、その死をもって人々の罪を贖い、復活なさって勝利を宣言された。神の約束は成就する。約束の3日後に、弟子たちは喜んだ。ヨアシュを迎えた民は6年待った。私たちも、必要な日々、神の約束を信じて待ち望み続けよう。
神様。あなたの約束は、絶望としか思えない状況にあっても必ず成就することを、改めて教えられます。