- 三澤隆男
今日のみことば(詩篇88:6) 2022/2/23
あなたは、私を最も深い穴に置かれました。暗い所に、深い淵に。 詩篇88:6
詩人は、「主よ。なぜあなたは私のたましいを退け、私に御顔を隠されるのですか。私は苦しんでいます。若いころから死に瀕してきました。あなたの恐ろしさに耐えかねて私の心はくずおれそうです。あなたの燃える怒りが私の上を越えて行きあなたからの恐怖が私を滅ぼし尽くしました。」(14~16節)と訴えている。彼の苦悩は、今日昨日の一時的なものではなく、長年続く。しかもそれが、神からのものと承知している。彼の神は、全地の統治者、苦しめるなら信じないで済む方ではない。彼に、恵みと真実と義をもって奇しい御業をなさる唯一の希望である。暗い淵から夜明けを待っては神に救出を願い続ける。「朝明けに私の祈りは御前にあります」(13節)と。
神様。ちょっとした不都合があれば不平をこぼす私には、この詩人の信仰は驚きです。厳しい試練の中でもなお、あなたに信頼し続けられるようお支えください。